秋風はあなた

2003年9月22日
神戸に行ってきた。
新開地の地下の昔よく行ったゲームセンターでひたすらスロットを打った。
どうしても、福原の街を写真に撮りたくて、呼び込みのお兄さんが怪しい表情をする雨の中、何枚も写真を撮った。
花隈の駅を出たら、外の風が、秋だった。


そのまま左に歩いて、元町の大丸で欲しかったGジャンを買って、三宮のOPAで、いろいろ試着した。でも現金がなくて、カードはもう限度いっぱいなので、泣く泣く買うのはあきらめた。
わたしは何気にJJの読者モデルの人たちが可愛くて大好きだったりする。
それで、神戸のクリアに行ったらもしかしていないかな・・なんて思ったのだけど、モチロンいなかった。お客さんはいっぱいだったけど!!

おとといには垂水のアウトレットにも行ったんだっけ。
明石海峡大橋の夕暮れがとてもきれいで、
またまた写真をたくさん撮った。

今回の帰省は、ひとつは風景の思い出が増えた。
帰省といっても、実は実家には寄らなかった。
ホントは行くはずだったけど、
ずっと、ずっとほりちゃんと一緒にいた。
ほりちゃんちの神戸の実家に泊まって、大好きなおじさんやおばさんといっぱいおしゃべりして、やっぱりわたしは
「泊まっていってよ」
を、断ることはできなかった。

夜は、別々に寝ていたけど、
ふと気づいたら、ほりちゃんが抱っこしてくれて、
どうしたんだろう。って思いながらも黙っておいた。
次の日も、また別々に寝ていたのに、いつのまにか体は引き寄せられていた。

外を歩いていて
「手つないでもいい?」
って聞いたら
「あぁええで。」
って言ってくれたりして
なんだかわたしには幸せすぎた。
そういう思い出もできた。


昨日の夜は、バイバイするまで手をつないでいた。


日暮れた後の港町の風は、昼間とは比べ物にならないくらいに冷たくて、寂しかった。


ほんのひとときの幸せが、永遠だったら良いのに、って心から思ったのははじめてかもしれない。


帰りの電車の中で、ひとりあまりの寒さにさっき買ったばかりのGジャンを羽織った。

つい数時間前にほりちゃんと一緒に選んだ服を、今はひとりで着ているのが、さみしいよ。


季節が変わって、冬になって、春になって、また夏が終わって今のような感じになっても、またわたしは風に秋を感じるころに、このせつなさを感じるのだろう。

風と街の雰囲気と風景とあなた。
全部がわたしの思い出になった。

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