流れる

2003年12月19日
いろいろ考える時間がほしくなって
「仕事休みマース」
と社会人にもなって自分勝手を押し通して、医者である祖父に偽の診断書作ってもらっ1ヶ月のお休みをいただいた。
わたしのこういう癖(すぐに偽診断書を作って何かをブチる)は本当に良くない、とわかっているけど、一度しか人生はないのだから、やりたいように生きるのもありだと思い、仕事なんかやってる場合ではないと勝手に判断して、自主休業。これでクビになるならそれでよし。と決意したから気兼ねなく休むことになりました。
親に話したら
「家に帰ってくれば〜」
とのんきなものでした。
私自身の体調としては、つわりが始まり、それがひどくてもう何も食べたくない。だけどやたらにのどが渇き、そして眠い、というもう常にダルダル状態。
電話でお母さんに言ったら
「わたしはつわりなんて全くなかったよ〜親子でも体質違うんだねー。」
と、またまたあっさり流された。
それで、子どもは来週おろすことにした。


どっちかってういうと気持ちとしては産みたい。
それは大好きなほりちゃんとの子どもだからっていう理由だけだったりします。
真剣に先のことを考えたら、やっぱやめた方がいいなって思う。
わたしは自他共に認める自分勝手な人で、今は子どもが生まれても、子育てしたくない、親に預けて仕事や遊びをしたい、というとんでもない考えを持っている。
こんなこと考えるなら生まない方が絶対いいな、って思った。
幸い、まだおなかの赤ちゃんは小さすぎて形もたまごです。
中絶手術も、できるなら早くしてしまいたいけど医者に
「まだ小さすぎて無理」
とさえいわれてやっと来週になった。
形がわからない今なら、おろしてもそれを後悔することもないと思うから。


親やほりちゃんともだいぶ話して、
中絶経験のある友達にもいっぱい話を聞いてもらって
満場一致で
私は母親になる資格がない。
といわれた。
それは結構ショックなことだったけれど、当然の意見でもあって、この経験はよくないことだけど、これを絶対に忘れないようにしてこれからの人生を生きて生きたい。
ついでにこのことは、私自身のこれからを考えるいい機会にもなった。
実家に帰ろうかなって思う。
仕事に対して情熱がなくなってきて、それよりも他にやりたいことが見えてきたから。
私は中学のときからいろいろな資格を取るのが好きなので、また新たな資格もとってみたいな、って思ってる。役に立つか否かは二の次として。
まだ結婚もしていない今なら、なんだってできると思うから。
「仕事やめようと思ってるの。」
って最初におじいちゃんに言ったら
「せっかく就職したのに。」
って残念がったけど、最後は
「みんなで関西にいた方が安心やしな。」
とまとまった。
親は、最初っから
「好きなようにしていいよ」
とわざと私が悩んでしまわないように、おそらく本心ではないのだろうけれど、そう言ってくれた。

これから1ヶ月の久しぶりの長期のお休みの間、自分のこれからについてのんびり考えようって思います。こんな自分勝手な大人になるなんて10年前は想像もしていなかったけど、わたしはまだ一人では何もできないだめな人だということがよくわかりました。


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